ハル・ベリー、緊急コールセンターを舞台にしたスリラーに主演
映画『ニューイヤーズ・イブ』、『X-メン』シリーズのハル・ベリーが、アメリカの911緊急コールセンターを舞台にしたスリラー映画の主演の座に復帰した。当初スケジュールの都合で本プロジェクトから降りていたハル・ベリーだったが、スケジュールの遅延で彼女の主演が可能になったのだ。
このノン・ストップ・アクション・スリラー『ザ・ハイヴ(原題) / The Hive』は、911のオペレーターのベリーを中心に描かれ、連続殺人犯に命を狙われる少女を助けようとしたために、自身も命の危険にさらされることになるというストーリーだ。
当初はジョエル・シューマカーがメガホンを取る予定だったが、彼は企画から離れ、代わりに映画『マシニスト』『リセット』のブラッド・アンダーソンが監督を務めることになった。脚本は映画『13ゴースト』『DENGEKI 電撃』のリチャード・ドヴィディオが担当する。
アンダーソン監督は「私はハルと仕事をするのを楽しみにしている。この役は手ごわいタフな役だから彼女のように手ごわいタフな女性にぴったりなんだ」と語っている。またプロデューサーのロバート・スタインとマイケル・ヘルファントは「ベリー嬢は最初から『ザ・ハイヴ(原題)』の第一候補だったのだ」と口をそろえて語っている。
ハル・ベリーの待機作は映画『ダーク・タイド(原題) / Dark Tide』で、先ごろ婚約を発表したオリヴィエ・マルティネスとの共演作だ。(後藤ゆかり)