直木賞作家・桜庭一樹原作!アニメーション映画『伏』が今秋公開へ!
直木賞作家・桜庭一樹の小説「伏 贋作・里見八犬伝」を原作にしたアニメーション映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』が今年秋に公開されることが決定した。江戸時代を舞台にした『ブレードランナー』ともいえる原作を豪華スタッフでアニメーション映画化した作品だ。
本作は、架空の水上都市・江戸を舞台に、山で生まれ育ち、山のことしか知らない少女・浜路の成長を描いた物語。長編伝奇小説「南総里見八犬伝」を桜庭一樹が新解釈したという原作のダイナミックさはそのままに、アニメーション映画ならではのエンターテインメント性を追求した作品に仕上がっている。
監督を務めるのは、スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』の監督助手をへて、「亡念のザムド」で監督デビューを果たした宮地昌幸。本作が劇場アニメーション初監督作となる。
また、脚本に「コードギアス 反逆のルルーシュ」の大河内一楼、ビジュアルイメージに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでデザインワークスを手掛けるokama、人物設計に「カウボーイビバップ」や『機動戦士ガンダムUC』シリーズで原画を手掛けた橋本誠一、音楽に『鋼の錬金術師』の大島ミチルと豪華スタッフが集結している。
今年の秋はアニメーション作品に限っても『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』や、石ノ森章太郎氏の人気マンガを現代にアップデートさせた『009 RE:CYBORG』などの作品がある。その中で公開の決まった本作は文藝春秋創立90周年記念作品。その話題性から大きく注目されることは確実だ。(編集部・福田麗)
映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』は2012年秋公開