観客動員100万人を突破!松田翔太、ライアーゲームの続行希望! 続編は「もっとスゴいウソをつける作品に」
20日、観客動員100万人を突破した映画『ライアーゲーム -再生-』の大ヒット御礼舞台あいさつが新宿バルト9で行われ、主演の松田翔太がさらなるライアーゲームの続行を宣言し、会場を沸かせた。同舞台あいさつには、松田とともにテレビシリーズから5年にわたってその作品世界を作り上げてきた松山博昭監督も出席した。
2007年のテレビシリーズ開始から5年に渡り天才的頭脳を持つ秋山深一を演じてきた松田は、「愛されないキャラクターだと思いましたが、こういう場へ来ると『秋山さん』って呼ばれたり、求められてる感じがして、映画の中でも実生活の中でも成長できた気がしています。もっともっと続けていきたいし、見てもらいたい」と秋山役への愛着を語る。
しかし、一方で「今までのマネをして作るのはこの作品らしくない。時代劇みたいに「ここでこうなるんでしょ」というのではなく、これからやるなら予想を裏切る、もっとスゴいウソをつける作品にしたい」とシリーズの持ち味にこだわりつつ続行希望を宣言した。
舞台あいさつの最後に松田は、「ライアーゲームの世界の80%は監督が作ったもので、僕はそこに乗っからせてもらっただけだと思っているので、拍手をして上げてください」と観客に拍手を求める。シリーズを通して培った監督との友情を見せた松田だが、「ずっとドSな気分でやっていたので、最後は柔らかく」と付け加えて笑わせ、観客を和ませ後で会場を後にした。
本作は、甲斐谷忍の人気コミックをテレビドラマ化した「ライアーゲーム」の劇場公開版第2弾。前作から主演の松田翔太以外のキャストをほぼ一新し、総額20億円をかけ20人のプレイヤーが争う「イス取りゲーム」でスリリングな人間ドラマが描かれる。(取材・文:長谷川亮)
映画『ライアーゲーム -再生-』は全国東宝系にて公開中