大沢たかお、南極に降り立ちシャチに遭遇!「頭の中でジョーズの曲が流れた」
22日、渋谷のNHK放送センターでNHKとBBCの国際共同制作番組「フローズン プラネット 最後の未踏の大自然」試写会が行われ、番組ナビゲーターの大沢たかおが、実際に足を踏み入れた南極大陸について熱く語った。
本番組ナビゲーターの大沢は、今年の1月に3週間にわたる南極ロケを体験し、極地の大自然を自分の肌で感じてきた。「夢のような3週間でした。そこにいることが不思議な体験で。風景、生き物、気温、光の強さ、空の青さ、雪の白さ、生き物たちの力強さ、ありとあらゆる生き物が同じ時間の中で、自然と調和して生きているんだと日々感じることができた。一人間として、一日本人として、改めて自分の立ち位置を振り返るいい経験になりました」と一気に語りつくす。
この日は4月7日放送予定の第1集「極地 -氷の王国-」を上映。この中では、「海のギャング」と恐れられるシャチと遭遇した大沢が、ヒヤリとする場面が映し出される。
そのときを振り返り「(頭の中で)ジョーズのテーマが流れてきました」と笑う大沢だったが、「彼らは好奇心で近づいてきただけだったようですが、僕らはただ黙って観ているだけで、まったく無力でした。東京で暮らしていると生き物に対して恐怖心はないですけど、本当に力強い生き物だと思いました」と述懐。
「動物園ではないので、そうそう都合よく(シャチをはじめとした)動物に出会うことはないだろう」という予想のもとに始まった本ロケだったが、本番組制作統括の佐々木元は、「運を持っている人だなと思いましたね。大沢さんのそばに生き物が寄ってくることに本当に驚きました」と“持っている男”大沢の強運ぶりを絶賛した。(取材・文:壬生智裕)
「フローズン プラネット 最後の未踏の大自然」プロローグ「大沢たかお 南極大陸を行く」は3月31日21時からBSプレミアムにて放送予定
本編は4月7日、14日、21日の21時からBSプレミアムにて放送予定