『ハングオーバー!』シリーズは第3作で終了!トッド・フィリップス監督が語る
大ヒットコメディー映画『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス監督が、このシリーズについて、現在製作が進んでいる第3作が最後になる、と語っている。
映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』写真ギャラリー
第1作『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』は、結婚式を控えたダグが独身最後の夜を仲間と過ごした翌朝に起こる、大混乱を描いたコメディー。世界中で大ヒットとなり、ゴールデン・グローブ賞も受賞した。2011年にはタイを舞台にした続編『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』が公開され、こちらもヒット。そして現在製作中の期待の第3作は、ロサンゼルスを舞台に精神病院からの脱走劇を描き、前作に続き、ブラッドリー・クーパーやエド・ヘルムズ、ザック・ガリフィナーキスの3人が主要キャストとして出演する予定。
ワーナー・ブラザーズ映画、レジェンダリー・ピクチャーズとフィリップス監督は声明を発表し、第3作の公開日が2013年5月24日になることを明らかにした。さらにフィリップス監督は「この第3作では、たくさんの人を驚かせます」と期待のコメント。「これまでの大混乱や失望、間違った選択があふれた3つの門後辺りに、ふさわしい結末となるでしょう」と、この第3作でシリーズが終結することを語っている。
ハリウッドでは、映画が大ヒットするとシリーズ化しやすく、『ハングオーバー!』シリーズもさらにストーリーを膨らませて続編を製作することも可能だが、ハリウッド・リポーター紙では、このシリーズでその名を世界に知らしめたブラッドリーら俳優陣のギャラを保つのも次第に難しくなっていることも終了の理由のひとつとしてあげている。(竹内エミコ)