NHK大河「平清盛」弁慶は青木崇高! 泣き所を蹴飛ばされる覚悟で!?若き怪力無双の僧兵に!
俳優の青木崇高が、 NHK大河ドラマ「平清盛」で若き日の弁慶(幼名:鬼若)にふんし、4月1日放送回から登場する。青木は2010年の「龍馬伝」で大河に初出演。今回は、これまでの大河で、第4作「源義経」の緒方拳、第32作「炎立つ」の時任三郎、第44作「義経」の松平健などが演じてきた、弁慶役への抜てきとなる。
弁慶といえば、京都の五条大橋で源義経と出会って以来、彼に仕えたとされる人物。劇中では、義経誕生の以前、暴れぶりに手を焼いた叔母に比叡山に入れられてしまった、若き日の鬼若の名で登場。仲間の僧兵たちと暴れまわっていたところ、院の命令で動員された武士の中心にいた清盛(松山ケンイチ)と出会い、天罰をも恐れない清盛に魅力を感じることになる。
「龍馬伝」のほか、三池崇史監督の『一命』、人気コミック原作の映画『るろうに剣心』など、話題の時代劇への出演が続く青木は、弁慶の名にちなんだ「弱点」にかけ、「私は貴方のように強く大きな人間ではありませんが、精一杯この役を務めさせて頂きます。もし弱音を吐いたときは泣き所を思いきり蹴飛ばしてください。宜しくお願い致します」と演じる役柄に向け語っている。
「今、弁慶を演じられる若手俳優は青木崇高さんしかいません」という制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは、「弁慶は、無数の矢を受けて仁王立ちしたまま息絶えました。青木さんの演技は、その姿を演じきれるくらいの生命力に溢れています」と賞賛。松山演じる清盛とは敵対する立場となり、これから義経とタッグを組んで、平家とどのような戦いを繰り広げるのか、その活躍に期待が高まる。(編集部:入倉功一)
NHK大河ドラマ「平清盛」は毎週日曜、午後8時よりNHK総合にて放送中