水原希子、藤原竜也主演『I’M FLASH!』でミステリアスなヒロインに!事故で植物状態の難役を熱演!
映画『ノルウェイの森』で鮮烈なスクリーンデビューを飾ったモデル・女優の水原希子が、藤原竜也主演、豊田利晃監督の新作映画『I’M FLASH!』にミステリアスな美女役で出演することが明らかになった。水原は、交通事故で植物状態になってしまうという難役のヒロインに挑んでいる。
『青い春』『ナイン・ソウルズ』『空中庭園』などで独特の人間ドラマを描いてきた豊田利晃監督作品への主演を藤原竜也が熱望し、5年越しの企画で実現した本作。豊田監督がオリジナル脚本も手掛け、藤原ふんする新興宗教団体の若き三代目カリスマ教祖・ルイを取り巻く事件や、隠された教団の陰謀など、波乱の運命を描き切る。
ヒロインに抜てきされた水原は、ルイに近づく謎の美女・流美役。妹が過去にルイの宗教団体に所属していたという共通項を持つ。オファーの約一週間前に『青い春』を観て、豊田監督の他作品にも手を伸ばそうとしていた矢先に「出演のお話をいただき運命を感じました!」と明かす水原。「『もしも自分の妹が実際にこの作品のようになったら……』と頭の中で想像しながら演じました」と役づくりを語った。
初共演の藤原については「ジェントルマンで、リードしていただいた」「緊張感もあってパートナーとしてとても良かった」と相性の良さをのぞかせた水原。一方、藤原は「非常に純粋で真っすぐな女優さん」と水原の印象を明かし、「今回共演させてもらえたことをとてもうれしく思います」と充実感たっぷりだ。「撮影中は水原さんのやりたいようにやってもらいました」と語ったのは豊田監督。水原のことを「自由を象徴する女優」と位置付け、追いかけるような撮影方法を取った。そのかいあって、「彼女のすばらしさを捕まえることができたと満足しています」。
セレブ並みの生活を送る若きカリスマ教祖ルイ(藤原)が、ある日出会った流美(水原)と起こした事故。植物状態の流美とは対照的に軽傷のルイ。母と姉は事件をもみ消そうと「南海の孤島」へルイを避難させる。その際ボディーガードとして雇われたヤクザ崩れの3人を演じるのは松田龍平、永山絢斗、仲野茂。そのほか、板尾創路や北村有起哉、中村達也、大楠道代らが出演。一筋の希望を浮かび上がらせる本作に豪華キャストが集結した。(編集部・小松芙未)
映画『I’M FLASH!』は9月公開