ともさかりえ＆スネオヘアー夫妻、再共演も希望!? 夫婦初共演映画への思い語る！

　第4回沖縄国際映画祭に出品している映画『ハイザイ ～神さまの言うとおり～』で、夫婦として初共演を果たした、女優ともさかりえとミュージシャンのスネオヘアーが本作の撮影を振り返った。

　 映画祭のオープニングでは、手をつないでレッドカーペットを歩き、観客の声援に笑顔で応えていたともさかとスネオヘアー。スネオヘアーに、美しくドレスアップした妻をエスコートした感想を尋ねると、「なんだか結婚式で娘の手を引く父親のような気分でした」と照れ笑い。ともさかも「沖縄の皆さんがとても温かくて、すごくうれしかったです」と語った。

　本作は、沖縄・北谷町美浜の人気スポットであるデポアイランドを舞台に展開する、少し変わった三つの物語が展開する。ともさかは、ユタに間違えられてやくざに連れて行かれる女を演じ、スネオヘアーは出演のほか、作品の音楽と主題歌も担当した。スネオヘアーと共に完成した作品を楽しんだというともさかは、「エンディングで彼の曲が流れてきたときは、やっぱり感慨深いものがありました。夫婦で一つの作品にかかわれたことは、すごくうれしかったです」と笑顔を浮かべた。

　夫妻が出会ったのは、映画『アブラクサスの祭』の撮影現場。スネオヘアーは、「あの映画は、僕にとって初主演作だったので、周りに迷惑を掛けないように……ってことで頭の中がいっぱいいっぱいだったんです。でも今回、僕はお菓子を食べながら、奥さんがお芝居をしているところを見たりできたので、楽しかったですね」と撮影を振り返った。

　 実は脚本段階では、ともさかがスネオヘアーをひき殺すというシーンもあったそう。スネオヘアーは「また共演をするなら、おれが絞め殺されたりしてみたいよね」と提案。夫の奇抜なアイデアに、ともさかは「いいね！　面白そう！」と即答。顔を見合わせて大爆笑した二人は、「どうせ一緒にやるなら、絶対に現実ではできないことをしたいですね」と口をそろえた。（編集部：森田真帆）