Jリーグ選手代表で劇場版コナンに参加!ガンバ大阪・遠藤、もしコナンになったらテストで100点取りたい!?
大ヒットアニメーションの映画化16作目で、劇場版で初めてサッカーが題材となる『名探偵コナン 11人目のストライカー』に本人役で声優に初挑戦するガンバ大阪の遠藤保仁が、Jリーグ選手代表として遠征先でDVDを観るほど好きだという本作に参加した思いを語った。
原作マンガの連載は1994年、そしてアニメ放送開始は1996年からと長い歴史を持つ「名探偵コナン」。かつてブラジルに行ったとき、友人に1巻から4巻の単行本を渡されたのが本作との出会いだったという遠藤は、「それを一人で、向こうのホテルで何十回と読んでいました」と当時を振り返る。
以来本作のファンになり、今も自身の子どもたちを連れて劇場に行くという遠藤は、「息子はコナンが好きみたいですね。シュートがうまいからって。お父さんよりうまいと言われますが、そりゃそうだろうと」と語る。劇中ではアニメキャラになった自分が登場、あまり似ていないと家族に言われたそうだが、「『ドラえもん』を観に行ったときにこの映画の予告編が流れていて、出てきたら子どもが思わずパパ! って」とほほ笑ましいエピソードを明かした。
父親として本作から、仲間を大切にするキャラたちを通じ「友情」について感じてもらいたいという遠藤。今野泰幸、中村憲剛、楢崎正剛、そして三浦知良と共に声優に抜てきされ、「出られるだけで光栄」とテンションは上がっている様子。声優初挑戦ながら、劇中でコナンに大切なメッセージや、実践しているキックのコツを伝える重要な役を演じ、「僕よりコナンの方がキックうまいですよ」と言いつつ、サッカーに詳しくない子にも興味を持ってもらい、Jリーグ人気にもつながればと明かしていた。
ちなみに江戸川コナンといえば、頭脳は高校生の工藤新一、体は小学校1年生になってしまう主人公。もし自分がコナンのような状況に置かれたらと聞くと、遠藤は「(テストで)100点とか取ったことなかったので、全教科100点を取りたい。ずっとサッカーしかしていなかったので、まずはそっち側で注目されてみたいですね」とちゃめっ気たっぷりの笑顔で語っていた。(編集部・入倉功一)
映画『名探偵コナン 11人目のストライカー』は4月14日より公開