エマ・トンプソン、『父の祈りを』で演じた弁護士ガレス・ピアース役で、『ザ・シークレット・エビデンス』に登場
エマ・トンプソンが、1993年アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた映画『父の祈りを』で演じた弁護士ガレス・ピアース役で、ロマンチック・スリラー『ザ・シークレット・エビデンス(原題)/ The Secret Evidence』に出演することがわかった。
今回の作品は、間違えて投獄されてしまった国際テロリズムにまったく関係のない若いカップルの男性の無実を証明しようとガレス・ピアースがやっきになるが、彼らの自由を勝ち取るために戦ううち、カップルの女性のほうも彼女の家族とともに、英国政府のシークレット・サービスのターゲットとなっていることがわかっていくというもの。 映画『ザ・ベリアル・ソサエティー(原題)/ The Burial Society』のニコラス・ラクツがメガホンを取ると同時に、自らいわれのないテロリストの嫌疑をかけられ2年間自宅監禁下で過ごしたセリエ・ブリヴァントとともに脚本を書き上げた作品である。ニコラス・ラクツは本作品の縁でセリエ・ブリヴァントの代理人に就任している。
撮影は今年秋スタートを予定しているが、まだ誰が主演のカップルを演じるか明らかにされていない。インディーズ映画ではあるものの、エマ・トンプソンの再出演がおそらくはメディアに大きく取り上げられることだろう。(後藤ゆかり)