長谷川京子、産後2か月あまりで舞台出演!AKB48のダンスを披露することになり「こんな難しいんだって思いました」
今年1月に第2子を出産した女優の長谷川京子が5日、都内で復帰作となる舞台「『熱海殺人事件』NEXT~くわえ煙草伝兵衛捜査日誌~」のゲネプロとトークイベントに共演の中村蒼と共に出席した。舞台衣装のカッチリとしたシャツで登場した長谷川は堂々と復帰をアピールした。
産後わずか2か月とは思えないスレンダーなボディーで昨年に引き続き本作に出演する長谷川は「出産後、落ち着かない中での本番となりますが、昨年夏くらいに再演の決定を聞いて、何が何でも出たいという思いで、ここまでがんばってきました。母が来たときとか、子どもを預けられるときに、外に出て車の中でセリフをしゃべったりしました」と本作への並々ならぬ思いを明かす。
また、共演の中村蒼は好青年のイメージから一転、頭を坊主にして犯人役に挑む。中村は、かぶっていた帽子を取り、丸めた頭を披露すると「バシッとしました。抵抗もなかったです」と笑顔を見せた。
本作ではキャストの4人が人気アイドルグループAKB48の「ポニーテールとシュシュ」をバックに踊る場面も見どころの一つ。ドラマ「花ざかりの君たちへ ~イケメン☆パラダイス~2011」でAKB48の前田敦子と共演した中村は「まさか自分がAKB48の曲を踊ることになるなんて思いませんでした。坊主頭で今時のダンスをやるのはしっくりこないですよね」と苦笑い。長谷川も「結構ダンスが早くて、こんなに難しいんだって思いました」と振り返っていた。
本作はこれまでに幾度も再演された故・つかこうへいの代表作。泣く子も黙る東京警視庁・木村伝兵衛部長刑事(山崎銀之丞)が、富山県から赴任してきた若い刑事・熊田留吉(武田義晴)、婦人警官の片桐ハチ子(長谷川京子)とともに、殺人事件を捜査。刑事たちがそれぞれの美学で3流殺人犯の大山金太郎(中村蒼)をいかに一流殺人犯に仕立てるかを描くブラックコメディーだ。(取材・文:中村好伸)
舞台「『熱海殺人事件』NEXT~くわえ煙草伝兵衛捜査日誌~」は4月6日~15日まで東京・紀伊國屋ホールにて上演 ほか地方公演あり