寺島咲、リアルにいけない恋心?高橋克典も「突き動かされた」と刺激を受けたことを告白!
7日、叔父とめいによる禁断の愛を描いた映画『私の叔父さん』の公開初日舞台あいさつが銀座シネパトスで行われ、出演者の高橋克典、寺島咲、細野辰興監督が登壇。寺島は撮影中、役柄に感情移入するあまり、恋心に近い感情を高橋に抱いていたことを告白した。
幼いころから兄妹のように育った6歳下のめい・夕季子(寺島咲)と、東京で修行中のカメラマン・構治(高橋克典)の、切ない禁断の愛を描いた本作。寺島は当初、肉親である叔父に恋愛感情を抱く気持ちがわからなかったそうだが、「撮影中は本当に、夕季子が叔父さんを慕うような気持ちになっていました。もし年の近い叔父さんがいて、高橋さんみたいにすてきな人だったら、好きになっちゃうんじゃないかな」と照れながら明かした。
実際に撮影中は、高橋の人柄にも魅了されっぱなしだったそうで、「熱い時期の撮影だったのですが、高橋さんがアイスの差し入れをしてくださって乗り切りました」と目を輝かせる。すると高橋は冷静に「若い方っていいですよね。アイスの差し入れくらいでそんなに言ってくださって」とジョークで会場を沸かせた。
高橋は、清純派のイメージが強い寺島からの猛アピールを振り返り「『女ってこういうことなんだ』というエネルギーに突き動かされました」と刺激を受けた様子。すると監督は、寺島に送ったアドバイスとして「恋のターミネーターになれ、と言いました。ある人間を徹底的に追いかけて、何回倒されても向かっていく……見た目からは見えないけど、彼女の中にはああいう部分がある」と意外な一面を引き出したことを明かした。(肥沼和之)
映画『私の叔父さん』は銀座シネパトスほか公開中