新垣結衣、堺雅人のセリフさばきにビックリ!「こんなに早口で話せる人は初めて」
9日、お台場シネマメディアージュにて、法廷を舞台としたフジテレビ放送のドラマ「リーガル・ハイ」の完成披露試写会が行われ、弁護士コンビを演じる新垣結衣と堺雅人、共演する小池栄子、田口淳之介、矢野聖人、里見浩太朗らが登壇し、ドラマの魅力や制作現場の裏話などについて語った。
本作が、昨夏放送のフジテレビのドラマ「全開ガール」に続き2度目の弁護士役になるという新垣。意気込みは十分な様子で、はじめに「六法全書を丸暗記している女性の役は2度目です」とコメントし、会見中も終始きりっと弁護士らしい表情だった。
会見中新垣は、勝つために手段を選ばない毒舌の弁護士を演じた、堺の演技を絶賛。特に台本の4行5行にまたがる早口のセリフさばきが素晴らしかったようで、「こんなに早口で話せる人を初めて見ました。『これ以上セリフが速いとテロップを入れることになります』とスタッフの方が忠告したぐらいでした」と驚きと共に紹介していた。
これには里見も同意し、「何十年も役者をしていてわたしもこんなに速くしゃべれる人を初めて見ました。彼がそのように挑戦しているわけですが、早口なセリフを完ぺきにこなしていました」と称賛。堺は「それ以上褒められるとハードルが上がります」と恐縮していた。
新垣は今回、正義感が強く、堺とコンビを組みぶつかり合いながらも共闘していく新米弁護士役を熱演。「台本が素晴らしいんです。ケンカをするシーンとか、放送ギリギリなブラックなセリフもあって、新鮮でした」とコメント。一方で、自身が実際に弁護を依頼するときは「絶対に勝ちたいんだからお金がかかっても無敗の古美門(堺)に依頼するでしょう」と主人公の古美門の人間性にも共感をもっていることを明かしていた。 (取材・文 名鹿祥史)
ドラマ「リーガル・ハイ」はフジテレビ系にて4月17日より毎週火曜21:00放送