ハリウッド実写版『AKIRA』は製作中止か…監督に別作品のオファー!
ハリウッド実写版『AKIRA』のメガホンを取るとされていた『エスター』のジャウマ・コレット=セラ監督が、ブラッドリー・クーパー主演のパニック映画『ヒア・ゼア・ビー・モンスターズ(原題) / Here There Be Monsters』の監督をオファーされていることが明らかになった。もし受諾するということになれば、実写版『AKIRA』と撮影時期が被ることは確実。そのため、すでに『AKIRA』の製作は頓挫したのではないかといううわさが流れている。
ジャウマ・コレット=セラ監督は、ホラー映画『エスター』や、リーアム・ニーソン主演のサスペンス映画『アンノウン』を手掛けている監督で、昨年10月に実写版『AKIRA』の監督を務めると報じられた。だが、現在同作は脚本やキャスティングの問題が浮上し、製作自体が棚上げとなっている。
Vultureによると、コレット=セラ監督は現在新作を準備しており、そちらが終了次第、『AKIRA』に再び取り掛かる予定だった。しかし、さらに別作品のオファーが来たことで、すでに『AKIRA』の製作は中止になっているのではないかという説が濃厚となっている。
ハリウッド実写版『AKIRA』をめぐっては、過去にも製作中止や監督交代という事態に陥ったことがあった。その後製作は再開されたものの、現在に至るまで、迷走を続けているという印象は拭い切れない。(編集部・福田麗)