『ハンガー・ゲーム』の撮影に使われた町が丸ごと売却へ!価格は約1億1,200万円!
爆発的ヒットを記録している映画『ハンガー・ゲーム』の撮影に使われたノースカロライナ州の町が丸ごと売りに出されたという。
約29万平方メートルの広さがあるヘンリー・リヴァー・ミル・ヴィレッジは、ノースカロライナ州最大の都市シャーロットから車で約1時間のところに位置する。映画の中ではカットニス、ピータとゲイルが住む第12地区のシーンの撮影に使われたが、町の名前にもなっているミル(製材所)は1960年代に閉鎖し、1977年に焼失。ゴーストタウンさながらの雰囲気がある町だ。
レーダー・オンラインによると、現在、この町を所有しているのは83歳のウェイド・シェパード氏。彼は映画の人気に便乗して町を手放そうと考え、140万ドル(約1億1,200万円)で売りに出したという。「あまりにも観光客が多すぎる。朝から晩まで車が通って、写真を撮ったり、歩き回ったり、人の訪問が絶えない」と頭を抱えている様子。現在は地元の保安官と警備員で見回りをしているという。
映画の撮影が行われたほかの場所でも観光客を呼び込もうとサバイバル・レッスン・ツアーや、映画のシーンの再現ツアーなどを企画しているらしい。(澤田理沙)