ミュージカル「ライオン・キング」がブロードウェイ史上最高興収を記録！

　ディズニーのアニメーション映画を基にしたミュージカル「ライオンキング」の累計興行収入が、今月8日時点で8億5,384万6,062ドル（約683億768万円）となり、ブロードウェイ史上最高記録を樹立した。これまでは最長ロングラン作品でもあった「オペラ座の怪人」が8億5,312万2,847ドル（約682億4,983万円）でトップの座を保持していた。

3Dになった映画『ライオン・キング/ディズニー デジタル 3D』場面写真

　1997年11月にブロードウェイで開幕したミュージカル「ライオンキング」は先月に史上6番目に長いロングラン作品となったばかり。ハリウッド・リポーターによると、ディズニーの舞台部門の責任者であるトム・シューマカーは、「この偉業はすべてジュリー・テイモアによるものだ」と本作の演出家を絶賛。1998 年には世界最大の演劇賞トニー賞を最優秀ミュージカル賞ほか6部門で受賞しており、名実共に最高のミュージカル作品の一つとなっている。

　同ミュージカルは、1994年発表のディズニーによるアニメーション映画『ライオン・キング』を基に、後に『アクロス・ザ・ユニバース』などのミュージカル映画を手掛けることになるジュリー・テイモアが演出した作品。日本はアメリカ国外初の上演地に選ばれ、1998年12月より現在にいたるまで劇団四季がロングラン公演。先月29日には入場者が延べ500万人を突破した。（編集部・福田麗）