まる子祖父役 青野武さん、9日に永眠 死因は解離性胸部大動脈瘤術のあとの多発性脳梗塞
1995年から2010年までテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の“おじいちゃん”さくら友蔵役の2代目を務めた青野武さんが、9日16時38分、解離性胸部大動脈瘤(りゅう)術後、多発性脳梗塞(こうそく)で亡くなったことを所属事務所が発表した。享年75歳だった。
「ちびまる子ちゃん」のおじいちゃん役のほか、「DRAGON BALL Z ドラゴンボールZ」の神様役、「ゲゲゲの鬼太郎」のぬらりひょん役などで声優として活躍してきた青野さん。映画『ホーム・アローン』シリーズでジョー・ペシが演じたハリー役を務めるなどハリウッド映画の吹き替えも担当し、テレビドラマや舞台に出演するなど、俳優としても活動していた。
通夜と告別式は、妻の青野真砂子さんが喪主を務め、府中の森市民聖苑にて、通夜が4月14日18時から、告別式が4月15日11時から執り行われる予定。(編集部・島村幸恵)