幻の作品も復活!日活ロマンポルノ特集上映、予告編解禁!
5月12日より渋谷ユーロスペースほかにて全国順次上映される特集「生きつづけるロマンポルノ」の予告編が、同特集のオフィシャルFacebookページ、YouTubeのnikkatsuchannelにて公開された。
1971年から1988年までの17年間に制作され、後の日本映画を支える多くの才能を輩出した日活ロマンポルノ。今回の特集上映では、ファンの間で日の目を見る日を待ち望まれていた『白昼の女狩り』が、28年の時を経て、劇場公開されることも話題になっている。
今回、公開された予告編には、上映される34本の作品の中から、選りすぐられた映像が、エロティックな描写を極力排除して収められた。相米慎二、根岸吉太郎、金子修介、中田秀夫が生み出した日活ロマンポルノの数々には、石橋蓮司、蟹江敬三、内田裕也、地井武男など現在も活躍する俳優が出演している作品もあり、予告編にもその一編が映し出されている。
約1,100本の中から、リアルタイムで作品に接し批評を続けてきた蓮實重彦氏、山田宏一氏、山根貞男氏の三人により選りすぐられた32本の作品と、観客による投票で1位になった作品に、『白昼の女狩り』を加えた34本を上映する同特集。その中から22本は公開当時のきれいな状態のプリントをスクリーンで観ることができるよう、ニュープリントでの上映が行われるという。日活ロマンポルノに慣れ親しんだ人にとっても、初めて日活ロマンポルノに触れる人にとっても、貴重な特集上映といえそうだ。
日活創立100周年記念特別企画 蓮實重彦、山田宏一、山根貞男が選ぶ愛の革命「生きつづけるロマンポルノ」は5月12日よりユーロスペースほかにて全国順次公開