ジョージ・クルーニー、オバマ大統領の再選キャンペーンで資金集めパーティーを主催
秋に控えた米大統領選挙を前に、ジョージ・クルーニーがバラク・オバマ大統領の再選キャンペーンの一環として、資金集めのための夕食会でホストを務めることになった。
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長年、民主党支持を表明しオバマ大統領を支持してきたジョージは、ハリウッドの映画プロデューサーであるジェフリー・カッツェンバーグ氏とともにパーティーを主催する。ディナーは150席が用意され、参加費は4万ドル(約320万円)という。
ジョージはこれまでにも、ホワイトハウスで開催された食事会や資金集めパーティーなどに積極的に出席している。3月にスーダン大使館の前で抗議活動を行って逮捕された直前にも、オバマ大統領と面会してスーダンの現状について話し合い、晩餐会に出席するなど、人権活動を通じてオバマ大統領と親交を持っている。4月28日にはホワイトハウスの記者たちのディナー・パーティーが模様される予定で、ジョージはこの会にもタイム誌からの招待客として出席を予定しているという。
有名人から多くの支持を受けているオバマ大統領だが、ジョージは民主党が「宣伝下手」と考えているよう。米NBCの報道番組「ミート・ザ・プレス」に出演した際、「民主党は宣伝がとても下手。逆に共和当は上手い。もし僕が共和党員でオバマ大統領も共和党だったら、すべてをアピールするだろうね。オバマ大統領は自動車業界を救ったし、ウサマ・ビン・ラディンだって捕まえた。これまで誰もできなかった医療保険改革法案も可決させたんだ。僕なら、こういう大統領の功績を売り込んでみせる。でも民主党はそういうところが下手なんだ」とコメントしていた。自身の顔を使ってパーティーのホスト役を務めるのも、ジョージならではの売り込みのひとつといえるだろう。(竹内エミコ)