ホイットニー・ヒューストンさん、救命措置の遅れが判明 死に関係しているかどうかは明言されず
今年2月に亡くなったホイットニー・ヒューストンさんが意識不明に陥っているのが発見された際、救命措置の遅れがあったことが判明した。担当の検死官は、それが致命的なものだったかどうかという質問については「不確定要因が多すぎるため、コメントは差し控えたい」と明言しなかった。ホイットニーさんはすでに事故死と結論づけられている。
ピープル誌によると、ホテル側はホイットニーさんが意識不明であると内線で連絡を受けるやいなや、911に通報。911オペレーターは心肺機能蘇生(そせい)処置を指示したものの、ホイットニーさんの部屋にいた人がホテル側からの内線を取ろうとしなかったため、即座に救命措置が取られなかったという。
以上の経緯は、公開された録音テープから判明。関係者の誰かが発見者であると報道されているため、内線を取らなかったのは関係者の一人であると予想されるものの、今回の記事ではそれが誰なのかまでは明らかにされていない。
ホイットニーさんの死因はコカインの使用と心臓疾患による不慮の溺死(できし)だと発表されているため、もしすぐに救命措置が取られていたら……と思うファンは多いかもしれない。48歳での早すぎる死であることを考えれば、それも当然のことだろう。(編集部・福田麗)