ジュディ・デンチ、ウエストエンドの舞台で年取ったアリス役へ
映画007シリーズでジェームズ・ボンドの上司「M」を演じているジュディ・デンチが、この秋ロンドンのウエストエンドで上演される舞台へ出演することがわかった。
ジュディ・デンチ出演映画『マリリン 7日間の恋』写真ギャラリー
英テレグラフ紙によると、この劇は「不思議の国のアリス」を題材にしたもので、年取ったアリスが人生を振り返るというオリジナルのストーリーとなっている。ジュディは主人公のアリスを演じる予定。
脚本は、007映画の新作『007 スカイフォール』で共同脚本を担ったジョン・ローガンが執筆。ジュディとローガンは『007 スカイフォール』の撮影の合間にこの舞台の企画について話し合っていたという。また、同じく『007 スカイフォール』で「Q」役を演じるベン・ウィショーも出演する予定だという。演出は、ジュディが2009年に出演した三島由紀夫の戯曲「サド侯爵夫人」の演出家マイケル・グランデージで、再度ジュディとタッグを組む。
これまで7本のボンド映画へ出演したジュディは、最新作『007 スカイフォール』で演じている「M」役が死ぬ可能性があると報じられている。この作品では「M」の過去も物語の重要な要素となっているようで、こちらも楽しみなところだ。(竹内エミコ)