佐々木、具志堅、天山が自分の「神」を告白!野球、プロレス、ボクシングの神とは!?
16日、ユナイテッド・シネマ豊洲で、人間と神の壮絶な死闘を描くアドベンチャー映画『タイタンの逆襲』の公開記念イベントが行われ、元プロ野球選手の佐々木主浩、元ボクシング世界王者の具志堅用高、プロレスラーの天山広吉が登壇した。
スポーツ界を代表する神3(カミスリー)として、作品の上映後に登場した三人は、映画の迫力に圧倒されたのか、それぞれ驚きの表情。3D初体験だったという具志堅は、劇中の岩石が飛び交うシーンに触れ「やばいですよ。目の前に何かが向かってくると職業柄反射でよけてしまう。覚醒してしまうというかね」と興奮気味に感想を述べ、「映画は苦手で、観るのはロッキー以来ですが、3Dは字幕も近くなって観やすかった」と絶賛した。
一方の天山は巨大な神々の姿に「観ていてしょんべんちびりそうになったよ。でも、敵がでかい相手ばかりで、やりがいがありそうだなと思いました」と格闘家らしいコメント。これに具志堅も反応し、「映画の登場人物より、動きはわたしの方が早いですよ」と登場人物にまで対抗意識を燃やしていた。
また三人は、それぞれ現役時代に神と崇めた人物を紹介。佐々木は長島茂雄、天山はアントニオ猪木と答え、「オーラが違うんです。その存在感には圧倒されました」(佐々木)、「カリスマ性がすごい。リングを下りてもアントニオ猪木。雲の上の存在です。ネバーギブアップの精神を教えてもらいました」とそれぞれの神を絶賛。一方の具志堅は輪島功一の名を挙げ「神だけど、結構適当なところのある人」とコメント。さらに「だけど強いんですよ。いつも最後にはピントをあわせてくる。偉大な先輩ですよ」と続け、会場を盛り上げた。
トークイベント後には、写真撮影の位置を決めるジャンケンを行った三人。佐々木がフォークのチョキ、具志堅が拳のグー、天山がモンゴリアンチョップのパーをそれぞれ天然で出してしまい、憎めないプロ意識に客席は大盛り上がりだった。(取材・文 名鹿祥史)
映画『タイタンの逆襲』は4月21日より3D/2D全国同時公開