『ノウイング』のアレックス・プロヤス監督、ロバート・A・ハインライン原作の短編を映画化へ
映画『ノウイング』のアレックス・プロヤス監督がロバート・A・ハインライン原作のSF短編「ジョナサンホーグ氏の不愉快な職業」を映画化を企画していることがdigitalspy.co.ukによって明らかになった。
レジェンダリー・ピクチャーズ製作の大作『失楽園』の企画が頓挫して以来のプロヤス監督にとって、いいニュースに違いないだろう。
ストーリーは、会社に毎日出勤するが何をしているのかわからなくなっている自分に気が付くジョナサン・ホーグというキャラクターを中心に進んでいく。彼は私立探偵を二人雇って自分の行動を監視させるが、探偵二人はホーグ氏の監視をやめないとひどい災難を招くと謎の組織から忠告を受ける……というもの。
この企画はプロヤス監督が2008年から夢見ていたもので「この短編が入っているハインラインの短編集『輪廻の蛇』の大ファンだったし、実際自分が撮った1988年の映画『ダークシティ』も多大な影響を受けている」と語っている。
プロヤス監督の夢の企画、どのような作品に仕上がるのか楽しみだ。(後藤ゆかり)