須藤元気、世界的評価の高いWORLD ORDERを支えたのは南米シャーマンからの教え?
19日、元格闘家で現在は作家、タレント、ミュージシャンと多岐に渡る活躍を見せる須藤元気が新著作「自分が変われば世界が変わる」の刊行記念サイン会を行い、話題を呼ぶダンスユニット「WORLD ORDER」の「支えになった」とも言う、シャーマン(呪術師)との出会いを語った。
「自分が変われば世界が変わる」刊行記念サイン会フォトギャラリー
須藤の新著作は、自身が敬愛する南米コスタリカ在住の呪術師ルハン・マトゥス氏と出会い、シャーマニズムの秘技である「龍の涙」を授けられ、その出会いの旅と「龍の涙」の実践を通じ「愛に目覚めた」体験をつづった物語。
必技ゆえに見せられるものではないということで実践はなかったが、須藤によれば「龍の涙」は太極拳や気功体操のようなもので、マトゥス氏と出会い「お前に『龍の涙』を授けよう」と言われたときは「何だかロールプレイングゲームでもやっているみたいな気分になりました」とシュールな体験であったことを振り返る。
「龍の涙」は日に1、2回、朝やることが多いと言う須藤は、これにより「体の中にあるチャクラが開き、本質的なものが見えるようになる」とその効用を解説。しかし同時に、自分自身でフタをしてきた過去のコンプレックスなども見えてくるようになると言い、「ここ数日はグンと落ちた気分になって、キツかったです」と苦笑いしていた。
だが、「龍の涙」を実践することで「インスピレーションを得やすくなったし、直感もよくなった。表現したいことを表現できるようになったし、(主催するパフォーマンスグループ)WORLD ORDERがうまく行ったのは『龍の涙』のおかげです」と感謝。そのWORLD ORDERに関しては、6月にセカンドアルバムの発売、7月に東京と大阪でのライブが決定と好調で、「おかげさまで海外からの問い合わせやオファーが多いし、国内外問わずやっていきたい」と明るい表情で展望を語っていた。(取材・文:長谷川亮)
書籍「自分が変われば世界が変わる」は講談社から発売中(税込み:1,470円)