スプラッター映画「森の中の小屋」を舞台にした名作TOP10が発表!
ヒューストン・プレス紙が、「森の中の小屋」を舞台にしたスプラッター映画の名作TOP10を発表した。逃げ場のない薄気味悪い森の奥という、スプラッター映画の定番とも言うべき設定を上手く生かした作品が選出されている。
第1位は、イギリスの鬼才・ジョン・ブアマン監督の『脱出』。カヌーで川下りを楽しもうと深い森へやって来た都会の男たちが、地元民に狩られる恐怖を描いた傑作サスペンス。一般的な「森の中の小屋」を舞台にした映画とはだいぶ感じが違うが、根底にあるものは同じとのこと。全編にわたって不穏な空気が漂う本作は、最も怖い映画の一つだと評されている。
第2位は、サム・ライミ監督の出世作である『死霊のはらわた』。森の奥の別荘にやって来た若者たちが、テープレコーダーに録音された呪文を再生し、封じられていた死霊を復活させたことで追い詰められてゆくさまを描く。「スプラッター」という言葉を定着させたことでも有名なホラー映画で、現在ハリウッドではリメイク版が製作中である。
このほか『悪魔のいけにえ』『13日の金曜日』『パンプキンヘッド』など、有名どころが勢ぞろいしたランキングになっているので、このリストを元にスプラッター映画への造詣を深めてみるのもいいかもしれない。(編集部・市川遥)
「森の中の小屋」を舞台にしたスプラッター映画の名作TOP10は以下の通り。
1.『脱出』ジョン・ブアマン監督
2.『死霊のはらわた』サム・ライミ監督
3.『悪魔のいけにえ』トビー・フーパー監督
4.『13日の金曜日』シリーズ ショーン・S・カニンガム監督ほか
5.『キャビン・フィーバー』イーライ・ロス監督
6.『バーニング』トニー・メイラム監督
7.『サマーキャンプ・インフェルノ』ロバート・ヒルツィック監督
8.『パンプキンヘッド』スタン・ウィンストン監督
9.『サイレント・ヴォイアー(原題) / Silent House』ゲオルグ・コツリンスキー監督
10.『未確認生命体 ザ・フロッグ』ロルフ・カネフスキー監督