『マグノリアの花たち』が黒人版でテレビ映画としてリメイク
クイーン・ラティファがアクセス・ハリウッドのインタビューで、映画『マグノリアの花たち』が黒人キャストでリメイクされることを明かした。
『マグノリアの花たち』と言えば、泣ける映画の代名詞で、ジュリア・ロバーツ、シャーリー・マクレーン、サリー・フィールドなど演技派女優が多数出演している名作だ。その黒人版を企画しているとプロデューサーのクレイグ・ゼイダンから聞かされたときは驚きを隠せなかったという。
「初めて話を聞いたときは、あの『マグノリアの花たち』のこと?って思った。だって、あれは神聖なものでしょう!」と名作のリメイクには少々及び腰だったようだ。その上、クレイグが彼女にオファーしたのはサリー・フィールドが演じた役だったという。「彼は、わたしがしっかりと演じられると確信していたみたい。サリーと同じ演技はできないけど、同じ情熱とハートのこもった力強い演技ができると思っているようよ」と白羽の矢が立ったことはうれしいようだ。
ジュリア・ロバーツが演じたシェルビー役には女優フィリシア・ラシャドの娘コンドーラ・ラシャドが確定。フィリシア自身もオリジナル版でオリンピア・デュカキスが演じたクレリー役で出演するという。このほかにもテレビドラマ「デスパレートな妻たち」のアルフレ・ウッダード、ランス・グロス、ジル・スコットなどがキャスティングされている。
ジュリアはデビュー翌年に出演した『マグノリアの花たち』で大ブレイクし、アカデミー賞助演女優賞にもノミネート。同じ役のコンドーラにも大きな注目が集まっている。テレビ映画「スティール・マグノリアズ(原題) / Steel Magnolias」はアメリカで今秋放送される予定。(澤田理沙)