ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ、ともにオーディオビジュアル会社二社を訴える!
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ、二人のハリウッド大スターが、名前と写真を乱用されたとして、二つのオーディオビジュアル会社をともに訴えた。
ジョージ・クルーニー主演映画『ファミリー・ツリー』写真ギャラリー
ハリウッドレポーター紙によれば、起訴されたのは、Digital ProjectionとBeyond Audioという二社のオーディオビジュアル会社。ロサンゼルス最高裁判所に提出された告訴状には、「被告は、過去数か月にわたり、被告の企業の広告やマーケティング、宣伝のため、雑誌数社の広告ページに原告の大きな写真を使用した」と記されているとのことで、二社は、会社のホームページや印刷物、ニュースレターや宣伝用emailにも、許可なくクルーニーとロバーツの写真を使用したという。
二人は、具体的な数字は明かされていないが、補償的損害賠償、懲罰的損害賠償、弁護士費用、今後彼らの名前や写真の使用を一切禁じる差し止め命令などを出している。
二社は、本格的なプロジェクターやエンターテイメント機器を販売しており、すでにホームページに二人に関連した情報は見当たらなかったが、もしかしたら過去に彼らに製品を販売したり、彼らが消費者である事実などを明かしたのかもしれない。
セレブと言えど、大切な一顧客であるべき彼らの知的財産を無断使用するとは、いささかセールスマインドが度を過ぎたと言えよう。(鯨岡孝子)