『テルマエ・ロマエ』公開4日で8億円突破の大ヒットスタート!! 初登場トップ獲得!
映画週末興行成績
GW前半の国内興行ランキングは、阿部寛の主演作『テルマエ・ロマエ』が圧倒的な成績で初登場首位を獲得した。全国304スクリーンで公開され、土日2日間で動員32万5,690人、興収4億3,255万2,300円。映画サービスデイの5月1日までの公開4日間ですでに動員70万3,767人、興収8億6,493万600円を突破。配給元の東宝では「興収30億円突破に向け大ヒットスタート」としている。
客層は男女比49対51でほぼ半数。年齢別では40代が27.1パーセント、50代が 22.7パーセント、20代が22.2パーセント、30代が15.9パーセント、16~19歳が7.7パーセントと幅広い層が来場した。
また鑑賞動機としては「笑える楽しい映画だから」が21.5パーセント、「原作コミックが好き」18.1パーセント、「阿部寛が好き」17.4パーセント、「内容に興味があった」9.9パーセント、「原作のイメージ通りのキャスティングだから」5.3パーセント、「入場者プレゼントの書き下ろしコミックが欲しかった」5.1パーセントとなった。
『名探偵コナン 11人目のストライカー』は2位をキープ。土日2日間の動員は24万4,427人、2億9,772万4,050円。1日までの18日間の成績は、170万4,585人、20億554万3,950円と興収20億円を突破している。3位は『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』が首位よりダウン。4位の『僕等がいた 後篇』の累計動員は73万1,797人、累計興収は9億956万700円。文豪・井上靖の自伝的小説を映画化した『わが母の記』は5位に初登場。全国223スクリーンで公開され、土日の成績は動員10万8,720人、興収1億1,859万9,200円となった。
6位は『劇場版 SPEC~天~』。1日までの累計動員は142万6,281人、累計興収は18億2,154万5,600円。7位『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』、8位『バトルシップ』、9位『タイタンの逆襲』と続く。そして「相棒」シリーズの和泉聖治監督、水谷豊のコンビが手掛けたホームドラマ『HOME 愛しの座敷わらし』は10位にランクイン。全国228スクリーンで公開され、土日2日間成績は動員4万5,537人、興収5,437万2,400円。『Black & White/ブラック & ホワイト』は11位で惜しくも圏外に落ちてしまった。
GW後半となる今週末は『宇宙兄弟』『エターナル』『ベイビーズ-いのちのちから-』『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』などが公開予定だ。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)