「LOST」ハーリーことホルヘ・ガルシア、最新作は監獄島が舞台!「こんなに早く違う役を演じられるとは思っていなかった」
海外ドラマ専門チャンネルAXNで、5月6日から放送が開始されているJ・J・エイブラムスが製作総指揮を務める海外ドラマ「ALCATRAZ/アルカトラズ」に出演するホルヘ・ガルシアが、本作の見どころやシリーズの行方について語った。
「ALCATRAZ / アルカトラズ」特集:アルカトラズ調査報告書~「LOST」を超える壮大な謎を追う!~
タイトルにもなっている「アルカトラズ」とは、サンフランシスコの沖合に浮かぶ島。脱獄不可能な監獄として機能したことから、たびたび、映画やドラマでも取り上げられ、人気の観光スポットとなっている。そんなアルカトラズに「実は、今まで一度も行ったことがなかったんだ」というガルシアは、「アルカトラズといえば、マシンガン・ケリーとか、アル・カポネとか、アメリカ史上最も凶悪な囚人たちが収監されていた刑務所。ワクワクするよね」とニッコリ。
「LOST」でどこか憎めないハーリーを演じたガルシアは、本作ではアルカトラズ研究の第一人者、ディエゴ・ソト博士を演じている。だが、ガルシア本人は「正直、ハーリーのイメージが強すぎて、こんなに早く違う役を演じられるとは思っていなかったんだよ。だから、J・J・エイブラムスが『これをやってくれないか?』と言ってくれたとき、答えはもちろん『イエス!』だったんだ」と語る。
ディエゴは、刑事のレベッカとタッグを組み、現代に舞い戻ってきたアルカトラズの囚人たちを追うという役どころで、「話が進むにつれて、成長していくんだ。演じがいがあるよ。まだまだ知りたいことがある」とガルシアも愛着を感じている様子。「『LOST』のときは、キャスト同士であっても『初めてだよね、一緒のシーンやるの』ということがいっぱいあった。でも、今回はチームのみんなとの共演シーンがほとんどだし、本当に仲が良くてよくご飯を食べに行ったりもするんだ」と撮影を振り返っていた。
それだけに「LOST」同様、息の長いシリーズになることをガルシアも希望している。「シーズン1は、登場人物たちがどんな人間なのか、どうやってチームとして動いていくかを描いている段階。これからどんどん話が広がる可能性があるんだ。だから、僕もシーズン2製作のGOサインを待っているんだよ」と期待を込めて語った。(取材・文:小島弥央)
「ALCATRAZ/アルカトラズ」は海外ドラマ専門チャンネルAXNにて放送中