『ダークナイト ライジング』最後の予告編が海外で公開!静かな、あまりにも静かな終末への序曲!
今年7月に公開される映画『ダークナイト』の続編にして完結編、映画『ダークナイト ライジング』の最後の予告編が海外オフィシャルサイトにて公開され、その驚異のクオリティーが話題を呼んでいる。音楽が最小限に絞られる中で次々と印象的なシーンが展開され、まるで上質のアートフィルムを観ているかのような印象を受ける映像だ。
今回の予告編映像を前にしてまず思うのは、音楽があまりにも静かなこと。アン・ハサウェイ演じるセリーナ・カイルの「嵐が来るわ」という言葉を合図に画面ではアクションシーンを含む場面が次々と展開していくが、音は聞こえてこず、まるでそれらさえも嵐の前の静けさだと宣言されているかのよう。橋が破壊され、ゴッサム・シティーが孤島のなることも映像中では明かされている。
ほかにもいまだ役柄の判明していないマリオン・コティヤールのキスシーンが含まれていたり、主人公が姿を消した描写があるなど、まさに謎が謎を呼ぶといっても過言ではない。これが最後だと銘打たれているだけに、これ以上のことを知るためには7月まで待たなくてはいけないのがもどかしく思われるほどだ。
本来、この予告編は5月に全米公開される『アベンジャーズ』と共に上映される予定だったが、米ワーナー・ブラザーズが展開しているPRキャンペーンの一環で一足先にウェブで公開されたもよう。映画系サイトを中心に、早くも絶賛が続々と寄せられており、まさに今年一番の大作との呼び声にふさわしい盛り上がりを見せている。(編集部・福田麗)
映画『ダークナイト ライジング』は7月28日より丸の内ピカデリーほか全国公開