『アウトレイジ ビヨンド』怒号飛びまくりのメイキング映像公開！「全員悪人」が帰ってきた！
北野武監督が満を持して世に送る大ヒット前作の続編、映画『アウトレイジ ビヨンド』の特別メイキング映像が公開され、北野監督がビートたけし名義で演じる主人公・大友の出所シーンや、新キャストの西田敏行が演じる関西最大勢力・花菱会の若頭、西野の姿などが初お披露目された。
「全員悪人」というキャッチコピーのもと、激しい暴力描写や男くさい権力闘争が話題になり、大ヒットを記録した前作『アウトレイジ』。“世界のキタノ”が初めて連作・続編を手掛けた本作は、死んだはずの元山王会大友組組長・大友（ビートたけし）が生きていた！ ということから始まり、関東を支配する山王会と関西最大勢力・花菱会の抗争、そこに巨大ヤクザ組織の壊滅をもくろむ警察が絡み合い、大友がし烈な争いに巻き込まれていくさまを描く。
今回公開された特別映像は、「大友の出所」「関西・花菱会」とタイトル分けされた2種類のメイキングをメインに構成された映像で、「大友の出所」には、白いスーツを着た大友の姿が。隣には片岡刑事（小日向文世）が付き添い、新キャスト・松重豊演じる繁田刑事も登場。歩き出した大友を繁田が呼び止めようとするが、「誰がまたやくざやるって言ったんだよ！」と大友がドスの利いたセリフを吐き、繁田刑事が応戦する形で怒号が飛び交う。このメイキングを観ただけでも、究極のアウトローたちが帰ってきたと胸が躍る。
また、「関西・花菱会」では、花菱会若頭・西野（西田敏行）をはじめ、花菱会・中田（塩見三省）、花菱会会長・布施（神山繁）、山王会古参幹部・富田（中尾彬）が顔を突き合せる。西田の悪人ぶりも見ものだが、北野監督が撮影の細部にこだわり演出する場面や、笑い声が混じるオフショットなども垣間見ることができる。公開前から話題沸騰中の本作の仕上がりに期待したい。（編集部・小松芙未）
映画『アウトレイジ ビヨンド』は10月6日より全国公開