『テルマエ・ロマエ』コラボで宍戸開がサッカー始球式!川崎フロンターレに勝利のシャワー!!
3日、川崎市の等々力陸上競技場で開催されたJリーグ第9節「川崎フロンターレ対ジュビロ磐田」の試合前に、映画『テルマエ・ロマエ』の出演者・宍戸開による始球式が執り行われた。
川崎フロンターレの名物部長が考案した2011年のオフシーズン銭湯利用促進企画「いっしょにおフロんた~れ」で、コミック「テルマエ・ロマエ」とコラボしたを行ったことがきっかけとなり実現した今回の始球式。古代ローマ帝国のアントニヌス役の衣装トーガを着用してピッチに立った宍戸は、「わたくし、古代ローマからやってまいりました! 『テルマエ・ロマエ』でアントニヌス役を演じてました宍戸です」とあいさつ。
さらに等々力陸上競技場での近くをJR南武線が通ることもあり、「わたくし、(私立桐朋)中学・高校と南武線を利用しておりました!」とファンにアピールすると、会場のサポーターたちは狂喜乱舞。「平たい顔の皆さん、盛り上がっていきましょう!」と呼びかけると、会場からは「シ! シ! ド!」と宍戸コールが沸き起きった。
その後、PKで見事始球式ゴールを決めた宍戸。そのまま木製の風呂桶を手にとり、サポーターのもとに駆け寄ると会場の興奮は最高潮に。そしてその風呂桶を両チームのキャプテンに贈与することになり、その際に「アー・ユー・オケー(桶)?」とダジャレを披露すると、「オケー(桶)!」と返す選手たち。大盛り上がりの中で試合は開始された。
その後、報道陣の取材に答えた宍戸は、「映画の中でも多くの人たちを前にするシーンがあったのですが、血が騒ぎますね。出られるものならこのままサッカーをやりたい」と興奮を隠せない様子だったが、ふと「しまった!」とポツリ。「(スピーチのときに)試合の後はお風呂にどうぞと言おうとしていたのに」と残念そうな表情となったが、改めて「自分が出てるからというわけではないけど、これを超える映画は今年は洋画も含めてない。ぜひとも映画館に行ってほしいですね」とアピールした。
ちなみにこの日の試合はホームの川崎フロンターレが4対3で勝利。空はあいにくの雨だったが、川崎の選手にとっては勝利のシャワーとなったようだ。(取材・文:壬生智裕)
映画『テルマエ・ロマエ』は全国公開中