“貞子”50人以上が渋谷スクランブル交差点をジャック！ 街はパニック、通行人は大絶叫!？
6日、映画『貞子3D』の公開を控えてジャパニーズホラー“最恐”のヒロインこと貞子が50人以上も渋谷に出現するゲリライベントが行われ、大量発生した貞子がスクランブル交差点をジャックして一時通行人をパニックにおとしいれた。
貞子の大群が出現したのは多くの若者でにぎわうG.W.最終日。午前11時30分頃、渋谷駅周辺に“TVモニターから飛び出した半身の貞子”が大量出没。その数は50人以上におよび、信号待ちする群衆に紛れ込んだ貞子たちは何度もスクランブル交差点を往復。その後もモヤイ像の前で手紙を配ったり渋谷を練り歩いたりと渋谷中を騒然とさせた。
同イベントは『貞子3D』の「大増殖祭」と題されて行われたゲリライベントで、この日はTVモニターから飛び出した半身の貞子を、黒子が抱えて移動する試みで開催。もちろん事前告知はなく、突然の貞子襲撃に度肝を抜かれた通行人もいれば、泣き出す子どもも。貞子の周りは携帯電話を取り出して撮影しようとする人だかりもでき、イベントは大成功となった。なお、スクランブル交差点の横断前には礼儀正しく信号待ちをしている貞子や、ファンと一緒に記念撮影や握手に応じる貞子の姿も目撃された。
貞子はこれまで本作のキャンペーンで主題歌を担当するロックバンド・シドのライブや特別試写会が行われた映画館、東京ドームで開催された始球式にも出没しており、12日の公開を前に再びどこかに出没するかもしれない。
本作は大ヒットを記録したホラー映画『リング』シリーズ第4弾。呪いのビデオから感染しテレビ画面から這い出て恐怖を振りまいてきた貞子が、本作ではパソコンや、スマホ、街頭ビジョンなどあらゆるところから出没。シリーズ初の3D作品になり貞子が新たな恐怖をふりまく。主演はホラー映画初主演となる石原さとみが務める。（取材・文：中村好伸）
映画『貞子3D』は5月12日より全国公開