秋吉久美子が「あやまんJAPAN」を演じる!? キョーレツなインパクト!あやまん監督にぽいぽい攻撃!
女優の秋吉久美子が、友情出演として華を添える映画『女優』で、「あやまん」ならぬ「あきまんJAPAN」を演じ、あやまん監督本人と共演していることがわかった。
日本の芸能界を描く本作で秋吉は、テレビ局内の場面に登場。あやまん監督がライブで使用したという衣装で変身し、監督演じるカリスマヘアメイクの前に立ち、「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」と猛攻撃する。一方のあやまん監督は、まじめに「な~にあれ~、下品ね~」と応戦。それに対し秋吉は、おなじみの舌を出すアクションまで披露するという。
今年で芸能生活40年となる秋吉にとって、意外性バツグン、まさに衝撃の役どころとなるが、本人は「これも女優……。あれも女優……」と至って冷静。撮影現場では「わたしが(あやまん監督を)やれば、やっぱり上品だわね」と貫禄(かんろく)のコメントを残していたという。
メガホンを取った寺西一浩監督は、「秋吉さん自ら、『ポイポイをやるわ』と言われたときは本当にビックリしました」と驚きを隠せない様子ながら、「日本と中国をまたに掛けた大女優の上品かつ度肝を抜く“ポイポイピー”をお楽しみに!! ご期待ください」と語っている。
映画『女優』は、寺西監督による自身の同名小説の映画化で、日中国交正常化40周年記念作品。日本人の母と中国人の父との間に生まれた少女が、自らのルーツを求め日本の芸能界で生きる姿を描く。ソロ15周年の河村隆一が主題歌を担当するほか、中野良子、林丹丹、岩佐真悠子、秋本奈緒美、小澤マリア、香坂みゆきらが出演、また杉村太蔵も銀幕デビューを飾る。(編集部・入倉功一)
映画『女優』は7月8日に日経ホールで開催される「Asian Lovers2012」で限定プレミアム上映、第15回上海国際映画祭でも正式上映