巨匠リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』続編にオリジナル版脚本家が参加決定!
巨匠リドリー・スコット監督の出世作『ブレードランナー』続編の脚本家として、オリジナル版と同じくハンプトン・ファンチャーがプロジェクトに参加することになったと、Collider.comほか各メディアが報じた。
1982年に公開された映画『ブレードランナー』は、SF作家フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作にした作品。スコット監督が作り出した、牧歌的とは程遠い、暗く冷たい独特の近未来世界はSFファンの間で大いに話題になった。
それだけに、オリジナル版と同じくスコット監督がメガホンを取り、製作総指揮も務める続編については、脚本を担当が誰なのかも、キャスティングを含めて注目の的となっていた。
前作から数年後の世界を描くとされているものの、まだ詳細は明らになっていない本作。今年2月には脚本家を物色中というニュースが報じられていたが、今回スコット監督の旧友であるハンプトンが前作に続きペンを執ることになったのは、ファンにとって朗報であろう。
SF大作『プロメテウス』の公開を控えるスコット監督は、コーマック・マッカーシーとタッグを組んだ映画『ザ・カウンセラー(原題) / The Counselor』の撮影が来月から始まるという。そのため、『ブレードランナー』はその次の作品になると目されている。大変楽しみな続編である。(後藤ゆかり)