ジョニー・デップ、メイクアップについて語る!大胆な変身を支える人物とは?
大ヒット公開中の映画『ダーク・シャドウ』でキャリア初のヴァンパイア役に挑戦したジョニー・デップが、そのトレードマークともいえるメイクアップについて語る映像が公開された。盟友ティム・バートン監督とのタッグ作では必ずといっていいほど過激なビジュアルが印象的なキャラクターに変身するジョニデだが、その陰にはもう一人、欠かせない人物がいる。
それは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ツーリスト』『ラム・ダイアリー』など、ジョニデの近作でメイクアップを担当しているジョエル・ハーロウ。その役割上、決して表舞台に出てこないものの、ジョニデが「ジョエルのビジョンが僕らと同じだ」と語るほど信頼を寄せている人物で、2009年の映画『スター・トレック』ではアカデミー賞メイクアップ賞を受賞している。
その変幻自在の演技で時にカメレオン俳優とも評されるジョニデだが、「役柄と一体化できるのはメイクをした後だ」と明かしており、ジョエルがそのキャリアを支える人物であることは間違いない。またその一方で、ジョエルもジョニデに対しては「メイクに命を吹きこんでくれる」と賛辞を惜しまない。ジョニデとジョエルがお互いについて語る口ぶりからは、相手の仕事に敬意を払っていることがうかがえる。
ジョエルいわく、『ダーク・シャドウ』ではヴァンパイアという役柄に合わせ、まるで舞台俳優のようなメイクを施したということで、そうした一面に注目してみるのも一つの鑑賞の方法だろう。(編集部・福田麗)
映画『ダーク・シャドウ』は公開中