メル・ギブソンが監督した『パッション』の前日談作品『メアリー・マザー・オブ・クライスト』が、いよいよ本格的始動!
メル・ギブソンが、キリストの受難を描いた問題作『パッション』の前日談とされる映画『メアリー・マザー・オブ・クライスト(原題) / Mary Mother of Christ』が、制作へ本格始動していることがDeadline.comによって明らかになった。
世界中で大論争を巻き起こした映画『パッション』写真ギャラリー
これは、アロエ・エンターテインメントとブライト・ライト・ピクチャーズのもとで企画されている映画で、監督は映画『サンクタム』のアリスター・グリアソン、脚本は『パッション』のベネディクト・フィッツジェラルドが、バーバラ・ニコルシと共同執筆することになっている。キャストは、マリア(メアリー)役にオデヤ・ラッシュという新人女優が挑戦し、このほかにジュリア・オーモンド、ピーター・オトゥールが出演することになっている。
製作総指揮は、テキサスの牧師のジョエル・オスティーンが担当することになっている。そのストーリーは、ヘロデ大王統治のもと、新たな王の誕生を恐れた彼は2歳以下の幼児を大量虐殺させたために、子どもを守るためにマリアが避難することを試みるという話だ。
『パッション』が世界的な反響を呼んだこともあり、この作品がどのように描かれるか注目されそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosokki)