ダークヒーローを演じた若手俳優たちの素顔は「へタレで天然!?」
2日、人気コミックを実写映画化した『ブラック・エンジェルズ』シリーズの第2弾『ブラック・エンジェルズ2 ~黒き覚醒篇~』、第3弾『ブラック・エンジェルズ3 ~黒き死闘篇~』のDVD発売&レンタル同時リリースを記念したトークイベントがユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、主要キャストを務めた山田悠介、近江陽一郎、阿久津愼太郎および原作者の平松伸二氏が出席した。
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法で裁けない外道たちを、闇に葬るというハードな内容が見どころの本作だが、出演者の素は役柄とはかけ離れているようで、熱血刑事松田を演じた山田は「割とグズでへタレな人間なので、僕と正反対の松田をいかに格好よく見せるかに気を使いました。大丈夫でしたか?」と不安そうに語ると、客席からは拍手。トレードマークのサングラスを取り屈託のない笑顔を見せた。
一方、表は純朴な青年、裏では冷徹な処刑人という雪藤を演じた近江も「本来は天然でうるさいって言われるので、ブラックスーツを着てカッコいい雪藤をどう演じるか工夫しました」と役作りの苦労を語る。また、山田から撮影中にはタイトなブラックスーツが破け、お尻が見えてしまったというハプニングが披露されると、恥ずかしそうな表情を浮かべるシーンもみられた。
そんな若手の俳優陣たちに原作者の平松氏は「(漫画に登場するキャラとは)違う雰囲気の人たちでしたが、良く演じてくれてお礼をいいたいですね」と笑顔。さらに「僕の子ども世代(の俳優たち)。若さっていいなぁって実感しました」としみじみ語り場内が笑いに包まれた。
本作は1981年から1985年まで週刊少年ジャンプにて掲載されていた平松伸二の人気コミックを実写化。法律で裁けない悪に鉄槌を下すという現代版「必殺仕事人」的なハードな衝撃作だ。(磯部正和)
DVD『ブラック・エンジェルズ2 ~黒き覚醒篇~』は7月4日より、『ブラック・エンジェルズ3 ~黒き死闘篇~』は8月3日よりセル&レンタル同時リリース(セル版:各税込3,990円)