人気TVシリーズ「ダラス」を世に送り出したプロデューサー、リー・リッチ氏が死去
アメリカの人気テレビドラマ「ダラス」で製作総指揮を務め、自らの制作会社レジェンダリー・ロリマー・プロダクションを通して、映画『愛と青春の旅立ち』、『チャンス』、『レインマン』を世に送り出したプロデューサー、リー・リッチ氏が亡くなったことがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
リー・リッチ氏は、広告会社やテレビ番組のプログラマーを務めた後、テレビ番組のエグゼクティブ・プロデューサーとしてテレビドラマ「ダラス」、映画プロデューサーとしては『パッセンジャー57』、『グロリア』、『スコア』などを手掛けてきただけでなく、80年代にはMGM/UAの取締役会長を務めていた。
さらに、1969年からマーヴ・アデルソンとタッグを組んでレジェンダリー・ロリマー・プロダクションを設立し、数々のテレビ作品や映画作品に携わり、82回エミー賞にノミネートされ、29回も受賞している。
ロサンゼルスの自宅で肺がんにより93歳で亡くなっている。ご冥福をお祈りします。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)