きた!大ヒットインド映画『ロボット』完全版、初出し映像!ラジニカーントが女装!?
御年62歳のインド映画界のスーパースター、ラジニカーントが、博士とロボットの二役を演じた映画『ロボット』完全版のWEB限定予告編が公開され、現在公開中の日本版ではカットされている劇中シーンの一端が明らかになった。撮影当時61歳だったラジニカーントが、日本でも大ヒットした『ムトゥ踊るマハラジャ』に勝るとも劣らないキレのある動きを見せ、一瞬だが女装しているシーンも含まれている。
インド映画史上最高の製作費37億円をかけ、巧みなVFXを駆使して現実にはありえない大暴走アクションを生み出した本作。世界興行収入100億円を超え空前の大ヒットを記録しているが、日本公開にあたり、上映時間は2時間19分に編集されていた。しかし、本国インド版の公開を望む声が高まり、つい先日、2時間57分の完全版公開が決定した。
そして、これまで観る事のできなかった38分の未公開シーンを、WEB限定の特別予告編として公開。ラジニカーント演じる博士の恋人サナにふんしたアイシュワリヤー・ラーイの輝かしい美しさに目を奪われるが、新たなカーアクションシーンやダンスシーンもお披露目。日本版を観てダンスシーンに物足りなさを感じた人は必見といえるだろう。
未公開分最大の目玉であるマチュピチュを舞台に、肩を揺らし決めポーズを取るラジニカーントをはじめ、真っ白な砂丘が印象的なブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園で、ギターを手にしたラジニカーントとアイシュワリヤーが歌い踊るシーンなど、観る側の気分を高揚させる豪華絢爛(けんらん)な映像のオンパレード。ラジニカーントが謎の女装姿を見せている場面もあり、本編にどう影響しているのか、大いに気になるところだ。(編集部・小松芙未)
映画『ロボット』完全版は6月1日より渋谷TOEIほか全国順次公開
日本版『ロボット』は新宿バルト9ほか全国公開中