「剣客商売」が北大路欣也主演で2年半ぶり復活!杏、貫地谷しほり、斎藤工などキャスト一新!
故藤田まことさんが主演を務めた時代劇「剣客商売」が北大路欣也主演で2年半ぶりに復活し、単発ドラマ「剣客商売 御老中暗殺」(仮)として今夏放映されることが明らかになった。主人公・秋山小兵衛を演じる北大路に加え、杏、貫地谷しほり、斎藤工がおなじみの登場人物にふんする。
もともと池波正太郎作品のファンだったという北大路は、「まさかわたしがこの役をやらせていただけるとは思ってもいませんでしたので、ビックリしました」と語る。還暦近い年齢でありながら40歳年下の娘を妻にし、ひょうひょうと生きる小兵衛は、いわゆる時代劇の主人公とは一線を画す存在。それだけに、「今回はある意味で挑戦です」と69歳にして新境地を開くことに意欲的だ。
「剣客商売」は今回で4度目のドラマ化。企画を務めたフジテレビの成河広明は原作の持つ軽妙洒脱(しゃだつ)さをテーマにしたといい、「その世界を実現できる俳優として、思い浮かんだのが北大路欣也さんでした。日本を代表する俳優であり、時代劇の大スターの北大路さんだからこそ、まったく新しい秋山小兵衛をつくり出していただける思い、オファーさせていただきました」とキャスティング理由を明かしている。
また、小兵衛に救われたことから慕うようになる男装の武芸者・三冬は、北大路と15年ぶりの再会で初共演となる杏が演じる。本作で殺陣に初挑戦し、難しさを感じながらも「緊張感がすごくあって楽しかったです」とコメント。三冬と恋敵となる小兵衛の妻・おはるには貫地谷しほり、小兵衛の息子・大治郎には斎藤工が起用されている。
今月初めに京都でクランクインした撮影は、すでにクランクアップ。故藤田さんの当たり役といわれた小兵衛が北大路によりどう生まれ変わるのか、注目したい。(編集部・福田麗)
「剣客商売 御老中暗殺」(仮)は今夏フジテレビにて放映予定