ジュード・ロウ、サイレント映画時代の伝説的大スター、ダグラス・フェアバンクスを演じる?
映画『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウがサイレント映画時代の伝説的大スター、ダグラス・フェアバンクスを演じる可能性があることがフォーブス誌の報道で明らかになった。
ジュード・ロウ出演映画『Dr.パルナサスの鏡』写真ギャラリー
作品はダグラス・フェアバンクスの妻で同じくサイレント映画時代の大スターであり「アメリカの恋人」と称賛されたメアリー・ピックフォードの伝記「ザ・ウーマン・フー・メイド・ハリウッド(原題) / The Woman Who Made Hollywood」の映画化で、メアリー・ピックフォードにはブロードウェイでも活躍する映画『幸せのレシピ』のリリー・レーブが演じることになっている。
ダグラス・フェアバンクスとメアリー・ピックフォードは、D・W・グリフィスやチャールズ・チャップリンとともに映画配給会社ユナイテッド・アーティスツ社を設立した、文字通りハリウッドを作っていった人々であり、映画スターでありビジネスパーソンとしても優れた手腕を持った彼らの人生は、映画ファンにとっては大きな興味を持つところだろう。
監督は製作も務めるジェニファー・デライアがメガホンを取るというが、映画『羊たちの沈黙』や『レイチェルの結婚』のジョナサン・デミも大変興味あるプロジェクトとしてスケジュールの都合がつけば、ぜひ監督を務めたいと申し出ていたという。今後の動向が気になるところだ。(後藤ゆかり)