謎に包まれたリドリー・スコット最新SFワールド・プレミア開催!シャーリーズ・セロンら登場に1,500人が熱狂!
現地時間5月31日、『エイリアン』のリドリー・スコット監督による最新SF映画『プロメテウス』のワールドプレミアが英国ロンドンで開催され、シャーリーズ・セロンはじめ、ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアースら主要キャストがファンの前に登場した。
スコット監督久々のSF、また詳細ついてほとんどが謎に包まれていた作品が初披露されるとあって、会場となったレスター・スクウェアにはおよそ1,500名のファンが集合。敷き詰められた鮮やかなブルーカーペット上に、スコット監督と出演キャストのほか、トム・ハーディやサルマ・ハエック、テリー・ギリアム監督ら招待客も姿を現すと、周囲は熱気に包まれた。
ついに完成となった本作に関して、「仕上げるのは惜しい気がした」というスコット監督は「こういう映画を作るときは、一つの世界を一から作りだすようなものだから、すべてのものや人に思い入れがあって、終わってしまうと寂しい気がするものだ」と思い入れの強さをコメント。またノオミやマイケルらキャスト陣を絶賛し「役者たちとの毎日の撮影は本当に楽しかったよ」と振り返る。
一方、本作への出演依頼に「イエスと言わない役者なんて一人もいないと思う」というシャーリーズも、「本物のフィルムメイカー」とスコット監督を絶賛。映画の結末については「もし何か言ったら、スナイパーに殺されちゃう」と口を閉ざしたが、「エンディングは知っているし、台本も読んだし、実際に出演もしているのに、びっくりしてひじを椅子にぶつけた瞬間が4回はあった。ものすごく大きなあざになったの」とやや大げさに(!?)作品の魅力を明かしていた。
またスコット監督作品のヒロインに大抜てきとなったノオミは、プレミア参加に「光栄なことだし、本当だとは思えないくらい」と感激のコメント。自身が演じたエリザベス・ショウについて、「リドリー・スコットの映画に登場するヒロイン像」になっていると語っており、公開を待ち望むファンの期待はますます高まりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『プロメテウス』は8月24日より全国公開