「デスパレートな妻たち」のマクラスキー役キャスリン・ジューステンさん肺がんで死去 40年来のヘビースモーカー
テレビドラマ「デスパレートな妻たち」「ザ・ホワイトハウス」などで知られるキャスリン・ジューステンさんが肺がんのため亡くなったという。72歳だった。
キャスリンの家族は、11年間の闘病生活の末、6月2日に家族に看取られて息を引き取ったとのこと。家族の出した声明によると最後までユーモアでいっぱいだったと言っている。キャスリンさんは、40年以上も喫煙をしているヘビースモーカー。2001年に肺がんと診断されたが、化学療法や放射線治療を受けず手術だけで回復したものの、2009年9月に再発したことが明らかになった。ファイザーの肺がんキャンペーンのスポークスマンを務めたこともあるキャスリンは、「アメリカでは乳がんよりも肺がんの死亡率の方が高いのよ。なのに、治療研究の資金などは比較にならない。不公平だわ」とE!オンラインに語っている。
精神科の看護師だった彼女は、42歳で女優デビュー。「デスパレートな妻たち」のカレン・マクラスキー役で2度のエミー賞を獲得している。同ドラマで共演したフェリシティ・ハフマンは、「安らかに眠ってください。彼女は最高の女性で、すばらしい女優でした」とツイート。クリエイターのマーク・チェリーは、彼女が演じたカレン役は1度きりの登場予定だったが、キャスリンの演技を見て今後も必要な役だと感じ、どんどん出演シーンを加えて行ったとE!オンラインにコメントし、仕事仲間と友人を亡くしたと残念がった。(澤田理沙)