ジャネット・ジャクソンが性同一性障害のドキュメンタリーをプロデュース
ジャネット・ジャクソンが性同一性障害のドキュメンタリー映画『トゥルース(原題) / TRUTH』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めることが明らかになった。
ラップ・アップ.comなど複数のメディアによると、同映画は性同一性障害者の生活、抱えている問題、平等を求めての奮闘や体験などを追っていくとのこと。ジャネットは「どんな人もわたしにとっては大切です。いろいろな人と友達になり、まったく違う生き方について学べたことを幸運に思います。『トゥルース(原題)』を観て、心が同じでありながら、みなさんとはちょっと違う人生を送っている人たちのことについて知ってもらいたいと思います。憎しみを無くし、理解を探し当てたいのです」とコメントしている。ジャネットは以前から性的少数者(LGBT)の平等を訴える活動などに参加しており、この映画ではプロデューサー業だけでなく、インタビューも行うらしい。
撮影は今夏から始まる予定で、ニューヨークの性同一性障害者4人を追ったドキュメンタリー『ザ・スタイル(原題) / The Style』を監督したロバート・ジェイソンがメガホンを握る。彼によると、『トゥルース(原題)』はアメリカだけでなく、ヨーロッパ、オーストラリア、ラテン・アメリカで暮らすトランスジェンダーの物語を語るものになるとのこと。(澤田理沙)