木南晴夏&ミッキー・カーチス共演!ことでん100周年記念『百年の時計』製作決定!
香川県の高松琴平電気鉄道(愛称・ことでん)の路線開通100周年を記念した映画『百年の時計』が製作され、『20世紀少年』シリーズなどに出演した木南晴夏が主演を務めることがわかった。映画『ロボジー』の好演が記憶に新しいミッキー・カーチスをはじめ、井上順らが共演、『DEATH NOTE デスノート』シリーズの金子修介監督がメガホンを取る。
映画『百年の時計』は、木南演じる高松市美術館学芸員・神高涼香と、涼香が憧れる芸術家・安藤行人(ミッキー)の出会いをきっかけに、長く人生を「旅」してきた安藤が若かりしころの「過去」と向き合う姿を通して、人生の豊かさを描くハートフル・ストーリー。大正時代に製造された貴重な車両などを保有し、全国の鉄道ファンから愛され続けている「ことでん」をはじめ、香川県の美しい風景もスクリーンいっぱいに映し出す。
金子監督は、「柔らかい風に吹かれて『ことでん』に揺られていると、いろいろな物語が生まれて来るような気がする」と本作の成り立ちについて語り、「美術館の若い女性ときまぐれな老芸術家の物語を組み立て『ことでん』に乗せたら、他の乗客のドラマも交錯し始め、日本の百年の姿が顔を出し、僕は深いテーマを発見した想い」と撮影前の気持ちの高ぶりを明かした。クランクインは6月11日を予定している。
「生きる力」を作品に込め、観客へ届けようとする本作に「どうか、観てください。これぞ映画です」と自信をのぞかせた金子監督。10月に香川県先行、11月に全国公開を予定している。(編集部・小松芙未)
映画『百年の時計』は10月20日より香川県先行、11月中旬より全国公開予定