美少女クロエ・モレッツ、化けた!『ダーク・シャドウ』でも大変身!
美少女スターとして注目されているクロエ・グレース・モレッツが、ジョニー・デップと共演を果たした映画『ダーク・シャドウ』でまたも大変身を遂げている。弱冠15歳にしてその美貌で多くの大人たちをトリコにしているクロエは、本作では大人びた少女キャロリンを演じている。
過去には映画『モールス』でも人間ならぬものに変身する姿を披露したクロエ。本作では、舞台となっている1972年当時のロックンロールなどに熱中するティーンエイジャーを演じているが、ある秘密を抱えていることが示唆されており、反抗的な中にも、どこかもろいところのある少女を好演している。
家族のきずなをテーマにした本作では、ミシェル・ファイファー演じる母親エリザベスと、クロエ演じるキャロリンの関係も見どころの一つ。今や没落した旧家を一人で支える女当主である母親とぶつかり合いながらも、クライマックスの展開では、キャロリンが何かに変身してしまうという秘密が二人の緊迫した関係をほどくきっかけとなる。一見突拍子もない設定を、見事ドラマに落とし込む手腕は、まさにティム・バートン監督の面目躍如といえそうだ。
『キック・アス』のヒット・ガールでブレイクを果たし、『モールス』『ヒューゴの不思議な発明』といった作品で着実にキャリアを積み重ねてきたクロエは、本作で文字通り「化けた」といえそう。スティーヴン・キングのホラー小説をリメイク映画化した『キャリー』の主演を務めることも発表されており、今後の活躍、そして成長がますます楽しみな女優だ。(編集部・福田麗)
映画『ダーク・シャドウ』は公開中