ジョージ・クルーニー、新作メガホンはキューバ革命に関わったアメリカ人の映画!
映画『シリアナ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、その後も映画『フィクサー』や『ファミリー・ツリー』など数々の秀作に出演しているジョージ・クルーニーが、新作『ザ・ヤンキー・コマンダンテ(原題) / The Yankee Commnadante』でメガホンを取ることが、Deadline.comや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。
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これは、フォーカス・フィーチャーズが企画している作品で、製作はジョージ・クルーニーと、彼の制作会社スモークハウスのパートナーで映画『グッドナイト&グッドラック』の脚本や、映画『ヤギと男と男と壁と』で監督を務めたグラント・ヘスロヴとタッグを組んでプロデュースすることになっている。さらに、ジョージ・クルーニー自らがメガホンも取ることになっている。
同作は、ニューヨーカー誌に掲載された記者デヴィッド・グランの記事を基に映画化する作品で、キューバ革命に参加したウィリアム・アレクサンダー・モーガンがバティスタ政権を打倒するために、フィデル・カストロとともにキューバ革命軍に参加し戦うが、彼がアメリカ人であったため、この革命に関わる動機が疑われて投獄され、その後射殺されたことが記されていた。
これまで、『グッドナイト&グッドラック』、『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』などで監督としても高い評価を受けてきたジョージ・クルーニーだけに、今作も期待できる作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)