作家ブレット・イーストン・エリスが、ベストセラー小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の映画化に熱烈なラブコール!
ベストセラー小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(原題) / Fifty Shades of Grey」がユニバーサル・ピクチャーズにより映画化されることになったのを受け、「レス・ザン・ゼロ」「アメリカンサイコ」などを執筆したアメリカの作家ブレット・イーストン・エリスが、本著の映画化への熱い思いを自身のツイッターで語っている。
「(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の)映画の脚本をなんとしてでも手がけたい」とコメントし、それに対し、賛否両論がフォロワーたちから寄せられている。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、「トワイライト」のファンブックとして、イギリスの中年女性E・L・ジェームズが執筆した三部作小説で、大学を卒業したてのアナスタシア・スティールと、取材を通して知り合った若き億万長者クリスチャン・グレイの屈折した愛の物語。理想のすべてをクリスチャンに見い出すアナスタシアと、心に闇を抱えるクリスチャンの関係は、SM的要素を帯びており、また、過激な性的描写も多いのだという。
また、イーストン・エリスは、「E・L・ジェームズが、僕が単に悪ふざけで言ってるんだと思わなければいいのだけれど。彼女の小説をぜひ脚色してみたい。クリスチャンのキャラクターは、作家の夢だ」ともコメント、思い入れの強さを明かしている。
さらに、「監督はデヴィッド・クローネンバーグが最適じゃないかな」とか、アレキサンダー・スカルスガルド、アーロン・ジョンソンなどの名をクリスチャン役のアイディアとして羅列した末、「ライアン・ゴズリングがクリスチャンを演じる、これこそパーフェクトだ」とコメント、彼の頭の中ではすでにプリプロが行われているようだ。
最近、アンジェリーナ・ジョリーが本作の監督候補にあがっているとのうわさが流れたが、本人は否定。しかし、今回のイーストン・エリスの発言も手伝って、一気に「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(原題)」映画化プロジェクトへの注目が集まったようだ。(鯨岡孝子)