マーク=ポール・ゴスラー、ブレイクしたテレビドラマを「大したことない番組だった」とコメント
学園ドラマ「セイブド・バイ・ザ・ベル(原題) / Saved by the Bell」で一世を風靡したマーク=ポール・ゴスラーがファンを失望させる発言をしている。
同ドラマでザックを演じて大ブレイクしたマークは、みんながなぜあの番組にいまだに興味を持つのかがわからないという。米ヤフーTVのインタビューで彼は、「大したことのない番組だった。セリフはわざとらしかったし、あの時代のドラマだ」とコメントしたのだ。同ドラマは1989年から1993年にかけて放送され、大学時代のスピンオフ番組も1シーズン製作されている。このドラマからは後にテレビドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」に出演したティファニー=アンバー・ティーセンもブレイク。1994年はテレビ映画「パニック・ウェディング」も製作され人気があっただけに残念なコメントだ。
ただ、6シーズン出演したドラマでは俳優として大事なことは学んだとも言っている。「仕事に対するきちんとした姿勢を持つことを学んだ番組だった。現場は楽しかったけど、プロデューサーたちはこれが仕事だということは忘れさせなかった。楽しんでもいいが、きちんと仕事はすること。そうすれば恩恵を得られるということを学んだよ」と語っている。
このドラマは米ケーブル局などで現在も再放送されており、これを観ていた世代は現在子どもを持つ親になっている。インタビュー後の掲示板には、「子どもにも安心して観させられる」「今のテレビに欠けているドラマ」「くさいセリフは多かったけど、今のリアリティ番組よりもよっぽどマシ」と番組を擁護する書き込みが多い。
思ったよりも反響があったからか、マークは「あのドラマを誇りに思っている」とTMZに語り、「大したことない番組」というコメントは文脈を無視して引用されたと、ドラマを悪く言ったことを否定している。ザックは期待されていたドラマ「レイジング・ザ・バー 熱血弁護人」が第2シーズンでキャンセルされた後、「リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線」「Weeds ~ママの秘密」にゲスト出演。現在は2シーズン続いているテレビドラマ「フランクリン・アンド・バッシュ(原題) / Franklin & Bash」に出演している。(澤田理沙)